ウォーキングは健康に良いのでおすすめです。この当たり前すぎる言葉に、まあそれはそうだね、当たり前じゃない?という声が聞こえてきそうです。
しかし、普段あまり歩いていない方が多くいることも事実で、体調がいまいちな方もいるのではないでしょうか。それでウォーキングを本格的にやりたい。でも本当に役に立つのか、運動不足やダイエットに効果あるのか気になりますね。
そこで今回、ウォーキングがどうしておすすめなのか理由を説明します。
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目次
心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病の予防に役立つから
心筋梗塞と脳梗塞というのは、血液が詰まることですから、ウォーキングすることによって全身の血流が盛んになりますから、それらの心血管系の疾患を防げるでしょう。
1日に30分以上で、週に3回以上が理想です。できればやや速めで歩くといいです。やや速めというのは、普通に歩いているときよりも歩幅を5cm(小指一本ぐらいの長さ)ぐらい大きくして、気持ち的にやや速めという意味です。
やや速めの速度で歩き続けていくと、やがて心拍数があがり、ややキツイと感じてきますので、そうしたら普段の歩いている速度にゆるめて、ゆっくり歩きます。
心拍が落ち着いたらまた、歩幅を広げてやや速めにあるく、キツくなったらゆっくりにする・・・その繰り返しです。
それを継続していけば、心筋梗塞・脳梗塞などの予防に効果あります。
転倒で骨折することを防げられるから
高齢者にとって怖いのは転倒による骨折です。一度骨折すると再起が難しいと言われます。そこでウォーキングです。この場合は、下半身の力強さが目的になりますので、階段の上り下りがおすすめです。
1日一回は30段以上の階段を登るのが理想です。プラットホームから改札までの駅の階段は、たいてい30段以上あります。エスカレーターを使わず、その階段を登ることをおすすめします。
そうすれば次第に太ももやふくらはぎの筋力が上がることで転倒を防げるようになるのです。もちろん心臓や肺の強化にもなるので、上記の心血管系の予防にもなります。
医療費・介護費の負担が減るから
高齢化によっていま社会問題なのが、医療費や介護費の負担増大です。ウォーキングによって高齢の方がより健康な高齢者がすこしでも増えれば、病院にお世話になる回数も減ります。
ウォーキング関連の売上が伸び経済に貢献するから
ウォーキング人口が増えれば、それに関連するグッズが売れることになります。ウェア、シューズ、靴下、キャップ、ディパックなどですね。スポーツ用品メーカーやファッション業界、小売店の業績がよくなります。
グッズだけでなく、旅行業界や運輸業界にも良い経済効果が生まれるでしょう。有名観光地を歩く企画やウォーキング大会の企画に参加する人が多くなれば、旅行関連の企業の売上がよくなりますね。
こうやって景気がよくなれば、国は歩く環境を改善・強化していこうと予算を組み、歩きやすいまちづくりになり、ウォーキングする人口が増え、健康な高齢者が増え、医療費や介護費の負担が減る、という好循環なシナリオができます、といったら大げさでしょうか。
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ダイエットになるから
正直いうと、ウォーキングを1ヶ月ぐらい続けただけではダイエットの効果は出ません。半年から1年の期間で考えましょう。あと食事も減らす努力・工夫も合わせて行ったほうがよいです。
確かにウォーキングのカロリー消費は少ないです。でも続けることによって足し算的にカロリー消費するわけですので、無理せずにマイペースでやるのがコツです。
軽い達成感や充実感を感じるから
30分ウォーキングを終えると軽い達成感を感じます。体は温まり、なんとなくいいことをしたような気がします。気分転換にもなります。小さなことですがこれもメリットではないでしょうか。
疲れにくくなるから
毎日ウォーキングをして2~3週間ほどすると、駅の階段登るのが以前に比べて疲れにくくなった、自宅から図書館まで20分歩いただけでクタクタになっていたのに、それがなくなった、ということが起こります。心臓や肺が強くなってきている証拠です。疲れにくくなる体になるのです。
以上、ウォーキングをおすすめする理由を説明しました。これらを参考にウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。いきなり長時間とか速歩きといった無理は禁物です。まだの方は少しずつでもいいので始めてみてください。
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