ウォーキングは自律神経を整えるに効果的です。でも本当に歩くだけなのに自律神経に良いのか疑問に思っている方もいるでしょうね。そこで今回はウォーキングが自律神経に良い効果ををもたらす理由を説明をしましょう。
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自律神経とは何か
まずはウォーキングと自律神経の関係について話をする前に、自律神経について簡単に説明しましょう。
自律神経とは、自分の意識・意志とは関係なく、消化器系や呼吸器系といった体内の臓器の働きを自動的に調整してくれる神経のことです。この神経には2つの種類があります。交感神経と副交感神経です。
交感神経
心や体を活発化させる役割があります。人が起きていて仕事など活動している時間帯に優位に働きます。血管は収縮状態で血圧は上昇している状態です。
副交感神経
心や体を鎮めて、リラックスした状態に導く役割があります。夜ゆったりとお風呂に入っている状態やソファーでゆったりテレビを見ているような時に優位に働きます。血管は緩んでいて血圧は下がっている状態です。
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その効果は?
ウォーキングは、副交感神経の働きを優位に導きます。ランニングとは違い、呼吸が深くて安定しているため、その呼吸の深さが副交感神経に良い効果を与える、といわれています。
また夕方や夜にウォーキングをすると、軽い運動になるため、血液の循環がよくなります。すると昼間の疲れがとれますし、夜中の睡眠も質が良くなり、ぐっすり寝られるわけです。
ウォーキングはまた、腸の働きも助けます。音楽聞きながらであれば、心臓の動きが安定する効果もあります。
ストレス解消にも適しています。「ストレス」というのは不安や心配事、緊張やいらだちなど精神状態が不安定な状態ことを指します。ストレスと自律神経は関係大です。
現代には避けられないといわれていますが、ウォーキングすることによって、程よい疲労感と景色を楽しむ心が生まれ、それがストレスを解消に結びつくというわけです。
他の要素といっしょに
ただし、一日だけウォーキングしただけで自律神経の効果を期待するのは浅はかです。週に3~4日歩きましょうとよく言われますが、継続することで効果が発揮されるのです。
またウォーキングだけに頼るのではなく、規則正しい生活習慣と体に良い食事など、ほかの要素も上手に取りいれることが大事です。
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