秋になると新米がスーパーなどにならんできます。そもそも新米とはなんぞや?と思いますね。そこで今回整理してみました。
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新米の定義
スーパーに売られているお米の袋の書かれている「新米」というのは、9月から10月に収穫されて、12月末までに精米されたものを指します。JAS法に定められているのです。JAS法というのは、農林物資の規格化等に関する法律といって、水産物・農産物などの品質をきちんと定めて表示しましょうという法律です。
新米の良さ
鮮度がいいですし、炊き上がりの香りの良さがあります。新米特有の風味も感じることができます。見た目も良く、透明感があり、まるで水晶に例えられます。食感はふっくらもっちりとしています。まさに秋にしか味わえない特別なお米といってもよいでしょう。
世界は増加、日本は減少の米生産量
日本人にとって大切な食べ物ですし、米が日本人の心という方も多いかと思いますが、1970年代ごろをピークに年々生産量が減少しています。2019年の現在ではピーク時の6割ほどの生産量。一人当たりの消費量も半分と言われています。
日本では減少してしまった原因としては、パンや麺類、パスタなどの普及が挙げられます。食生活の多様化ですね。逆に世界的には増加傾向です。特に中国、インド、インドネシアといったアジアの国です。めざましい経済発展がその理由ですね。
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パンなどにはないお米の魅力
栄養面でパンやパスタよりご飯を勧める方は多いです。それはおおむね以下の通りに整理されます。
- でんぷんの質が良く、消化と吸収に優れる
- タンパク質やビタミンB1、Eが含まれている。
- 塩分がない。
- 保存がきくため添加物が必要ない
- どんなおかずにも合う
- パンよりカロリーが低い
- 小麦アレルギーとは無縁
特に「どんなおかずにも合う」というは、納得感が強いのではないでしょうか。寿司のネタにパンは合いませんし、たまごご飯はあっても、生卵にパンをかけたり、つけたりはしないですね。
というわけで以上新米とご飯の魅力についてでした。秋には新米でごはんをぜひ!
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