お歳暮を贈る商品はやはり人気があるのに加え、プチ贅沢で、ほどよく高級感あるものが好まれます。でも高級感と言ってもどの程度のものがいいのか、どういったものを贈ればいいのか困ってしまいますよね。そこで今回は、お歳暮はどんなものが好まれるのか説明します。
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お歳暮に対する認識が変わってきている
お歳暮は会社の世界であれば、お客様への付き合いや挨拶の関係で贈るという意味合いは変わらないです。しかし親戚や個人的な付き合いでのお歳暮については、「付き合いで贈るもの」から「家族や友人などへのプレゼント」へと意味合いが変わってきています。
最近の傾向としては、見慣れないものや奇抜なものよりも、「外さないもの」を選ぶ人が増えています。そして定番商品から相手が一番喜びそうなものや、その人に合ったものを贈るのがトレンドとなっているのです。
使うとなくなるものがベスト
好まれるのは「使うとなくなるもの」がここ10年ぐらい人気があります。ミニマニストという言葉が一時期はやりましたが、ものを持ちたくない、残したくないという人が増えているわけですね。
では、使うとなくなるものとは、なんでしょうか。やはり食品・飲料ですね。それでロングセラーやプレミアムな食品・飲料が選ばれるわけです。
ある調査でも「もらってうれしいお歳暮は?」という質問の回答は、「ハムやソーセージなどの加工の肉食品」「菓子類」「ビール類」「ジュース類」「フルーツ類」という食品・飲料が上位を占めました。
逆に贈りたい物についても、同じような食品や飲料が上位を占めます。ただコーヒーやお茶類は、普段購入しているのと苦手な人も少なくないので、避けたほうがよいでしょう。もちろん相手側が好きなことがわかっていれば、問題ないです。
3000~5000円ぐらいで高級感あるプチ贅沢なもの
1件当たりの贈答価格は3000円から5000円ぐらいが適正と考える人が多いです。あまり高価なものを贈ると相手側が「いいものを返さなければ」と負担に感じてしまいます。
安心感や信頼感があるものや、高級感、上質感、プレミアム感、季節感があるものがうれしい、という調査結果も出ています。先に行ったように3000円~5000円ぐらいで、なおかつ高級感あるプチ贅沢なものがいいですね。
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それで好まれるお歳暮は?
では具体的にどんなものがいいのか、ですが、以下がポイントとなるでしょう。
- 生産地・生産者の顔がわかる食品
- ちょっと高めのフルーツ(メロン、ブドウなど)
- 有名店のスイーツや菓子
- 高めのワインやジュース
自分自身へお歳暮へも増えている
ここ3~4年の間に、自分自身へお歳暮を買う人も増えています。
どういうことかというと、味見してみたいので先に自分用に買ってから、相手に贈るというやり方や、せっかく買うので自宅用として買って楽しみたい、ということなのです。
昔に比べてかなりいろいろな種類が増え、たとえば、有名老舗菓子屋と百貨店のコラボや、今年限りの限定品、日本各地の名産品、こだわりの逸品などなど、あれもこれも欲しいくらい魅力的な商品が多くなっているからですね。企業努力で品目点数が増えました。「限定」という言葉に弱い人も多そうですね。
しかもスマホの普及で、検索して多くの商品情報を手に入れられることも影響しています。一年頑張った自分へのご褒美として、新しい楽しみの一つになっているわけです。
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