ロンドンナショナルギャラリー展が東京では3月3日(火)から、大阪では7月7日(火)から開催されます。「なんとか美術館展」の類は、これまで過去に数え切れない開催されてきました。美術館展と言いつつ、ひとつの大目玉だけをひっさげたような内容がほとんどなのですが、今回の「ロンドンナショナルギャラリー展」は違います。巨匠や名作がたくさんやってくるからです。西洋絵画ファンとしては見逃すことができない内容ですのでまとめてみました。
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ロンドンナショナルギャラリー展の前売りチケットの入手は?
チケットの入手方法は以下があります
- 美術展ナビ
- イープラス
- 読売新聞チケットストア
- ローソンチケット
- チケットぴあ
- セブンチケット
おすすめは、チケットの紙ではなくスマホでOKならば「美術展ナビ」。コンビニ発券でOKならば、イープラスです。どちらも手数料ゼロで、チケット代のみ、なのがいいですね
ロンドンナショナルギャラリー展で展示される作品たちがすごい
ルネサンスから後期印象派まで61点が展示されます。数点拾っただけでも有名な画家ばかりです。
- ゴッホ「ひまわり」
- クロード・モネ「睡蓮の池」
- エル・グレコ「神殿から商人を追い払うキリスト」
- ベラスケス「マルタとマリアの家のキリスト」
- レンブラント「34歳の自画像」
- エドガー・ドガ「バレエの踊り子」
- ジョン・コンスタブル「コルオートン・ホールのレイノルズ記念碑」
- フェルメール「ヴァージナルの前に座る若い女性」
あと他にもボッティチェリやムリーリョも出品され、まさに豪華です。
ゴッホのひまわりは新宿の東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で常設展示してあるのが有名ですが、ロンドンのこれは日本初です。
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意外に思われるかもしれませんが、ロンドンナショナルギャラリーが、まとまった数の所蔵作品を外に貸出して、大規模な所蔵作品展として開催するのは世界で初めてです。世界で初めてが日本でいいんでしょうか?という感じですね。
海外有名美術館の所蔵作品展は、たとえばワシントン・ナショナル・ギャラリーやルーブル、大英博物館、プラド、メトロポリタン、ウィーン美術史美術館などなど、日本でも数々開催されていますが、同ギャラリーは、なぜかこれまで実現しませんでした。長年の夢がついに実現です。
なぜ開催できるのか。長期休館するわけでもないですし、詳細な理由は不明です。厳しい規約が変わったのかもしれませんし、そもそも傑作揃いの展示を大量貸し出しすることは、館内の重厚なストーリーを壊すものとして嫌うという伝統的な雰囲気があるのかもしれません。
ロンドンナショナルギャラリー展の巡回先は?
東京と大阪の二ヶ所開催です。そこへ全国からファンが集まっても不思議ではない内容の展覧会です。
- 東京:2020年3月3日~6月14日 国立西洋美術館
- 大阪:2020年7月7日~10月18日 国立国際美術館
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