インフルエンザの予防注射をした後に、運動したりお風呂に入って大丈夫か心配ですね。そこで今回は、インフルエンザ予防接種後の過ごし方について説明しましょう。
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お風呂は大丈夫
結論から言うと、接種してから1時間以上経過していれば風呂は問題ありません。ただし、注射した部分を汚れた手で触ったり、強くこすったりしないようにしてください。また必要以上にもんだりもしないことです。
石けんの泡が付くのは問題ありません。あと長時間の入浴は控えたほうが良いです。体力を消耗するからです。
予防接種というのは、ウイルスを使った注射。ということは体にないものを入れていることになるため(インフルエンザワクチンには感染力はありません)、体が少し疲れている状態になっています。これ以上疲れると体調に良くありません。
お風呂に入らない方が良いというのは昔の話
注射したその日は、お風呂に入らない方がよい、と聞いたことがある方は多いと思います。それは昔、お風呂が家になかった時代のなごりと言われています。
銭湯と家の距離が遠いため、湯冷めして体調を崩すことを避けるためだったという説があるのです。
また昔のお風呂は衛生状態が良くなかったからという話もあります。銭湯は大勢の人が利用する場所です。いろいろな人がいる上に、銭湯そのものも、あまり衛生上よくなかったのです。
注射の傷口に雑菌が入る恐れがあると考えられていたため、お風呂はやめておきましょう、というわけですね。
現在は各家庭、各お家にほぼお風呂場がありますし、衛生上問題も起こることもなくなりました。だからお風呂を心配することはまずないのです。
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激しい運動は控えましょう
一番いいのは、その日はスポーツすることをやめて、安静にすることですが、それでもスポーツ・運動したい場合はどうでしょうか?
運動に関しては、接種後24時間以内は、激しい運動を控えましょう。運動してしまうと体調の支障をきたす恐れがあります。
激しい運動とは何かということですが、水泳・サッカー・マラソン・ランニングなど息が荒くなる運動は避ける、ということです。息が大きくなるかどうかがポイントですね。
ウォーキングは軽くゆっくりなら、さほど問題ないですが、早歩きで長時間であれば、やめたほうが良いでしょう。
子供や幼児は特に注意
小さなお子さんは、大人と違ってまだ抵抗力や体力は小さいですから、特に注意を払っておきましょう。「今日はおとなしく家にずっといましょうね」などと教えてあげましょう。
いかかでしたか?今回は「インフルエンザ予防接種した後のお風呂や運動」について紹介しました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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