2019年12月10日放送の「マツコの知らない世界」でカセットテープが取り上げられました。そこでゲストの松崎さんが操作していたソニーのCDラジカセが気になりました。調べてみたら最近ではないものでした。
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東京都足立区から来た松崎さんは、自分のことをMr.カセットと呼んでくれとマツコさんにせがむということは、かなりのカセット好きですね。
この番組は飲食モノが一番人気でしょうけども、このカセットテープの世界というテーマは、これまた、いかにもマツコの知らない世界らしい企画でした。
5万本だろうが、ラジカセを膨大にもっている様子を見ても、もう驚きません。知らない世界のファンとしては、こういう方は日本のどこかにきっといるはずだと思ってしまいます。実際本当やっぱりいたーという感じですね。
5万本のカセットテープを収集しているとのことですが、誰かが録音した中古テープを夜な夜な聞くのが趣味だそうです。誰のどこかわからない人の演奏や声のテープ、テレビゲームをしている音を聞くというかなりなマニアックさ。
興味深かったのが80年代のパソコン用のデータとしてのテープです。フロッピーディスクが普及する前は、カセットテープにデータが入れてパソコンを使っていました。
フロッピーディスクは知っていても、さすがにカセットテープをデータ媒体にしていた、というのは知らない方も多いでしょう。そのカセットテープをラジカセで聞くのが好きだそうです。ただのビープー音です。重度のマニアですねw
松崎さんが使っていたソニーのCDラジカセ
カセットテープを懐かしんた方も多かったと思いますが、気になったのは松崎さんが操作していたCDラジカセでした。
「SONY PERSONAL AUDIO SYSTEM ZS-D55」という機種です。
デザインを見て最近なのかなと思ったら、平成12年(2000年)に誕生したソニーのオーディオ機器でした。いまでも通用するデザインが魅力ですね。ネットオークションサイトやリサイクルショップでも手に入る可能性はありそうですね。
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カセットテープの復活した理由
ここ数年、音楽アーティストがカセットテープで曲やアルバムを売るという現象が起きています。カセットテープだけの専門店もあるくらいです。マツコさんは番組で「みんなデジタルに疲れたのよ」と言っていて、確かにそれもありますね。
復活してきているのは、CDやMP3にはない、どこか温かみや厚みがある音質に新しさを感じること。それが再発見されていること。所有感があること。今の若い世代、特に10代20代の人にとっては、単純にかっこよく見える。といったことが理由のようです。
カセットテープの欠点は、巻き戻しと早送りに時間がかかる、聞きたい箇所に戻すのが面倒、音質が劣化しやすい、テープをだめにしやすい、機械にからまってしまう、などなどデメリットはたくさんあります。
だからこそ衰退してしまったわけですが、欠点に目をつぶるくらい魅力を感じている人が増えている、ということなのでしょう。歴史は繰り返すとはいいますが、そこまでいかなくてもやはり歴史の不思議さを感じてしまいます。
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