東京は上野の東京国立博物館で特別公開されている「高御座(たかみくら)と御帳台」を見てきました。そのレポートや混雑状況を語ります。
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目次
国民の祝日になった「即位礼正殿の儀」とはなんぞや。そのおさらい
簡単に言うと、天皇が即位することを宣言する儀式です。
「即位礼正殿の儀」は、天皇の即位にともなう一連の儀式のうち、天皇が即位を公に宣言し、これを国内外の代表が祝う儀式。
そして今回の特別公開
この度の特別公開では、即位礼正殿の儀で用いられた高御座・御帳台と威儀物を一般参観に供するとともに、即位の礼の諸儀式の写真と、装束姿を再現する人形を展示します。
パンフレットより
混雑はあり、でも列はスムーズ

正月三が日の三日目に行きましたので、やはり混んでいました。14時半ごろは50分待ちとの表示がありました。しかし実際は30~40分ぐらいで入場できました。
流れはスムーズでしたので、若冲展などに比べれば、混雑レベルは軽いです。16時頃だと空くので、閉館1時間前を狙う手も有りです
写真撮影は可能です。ただしフラッシュは不可です。

撮った写真は個人利用のみ。よって残念ながら?、この記事に載せることができません。たぶん。
しかし、およそ10ページのパンプレットがもらえるので、高御座を大ざっぱに撮るだけなのであれば、パンフレットで事足ります。詳しい説明も載っています。良い資料です。パンフレットの裏表紙には、「御即位図 江戸時代18世紀 東京国立博物館蔵」の絵の一部が載っています。江戸時代も同じようなことをやっていたことがわかります。
館内のレストランやミュージアムショップの利用は不可です。
レストランだけなら良いのでは?とも一瞬思ったのですが、やっぱりダメですかね。嘘で常設展示の本館へ入ろうとするとチェックを受けます。悪さはしないよう、きちんと640円払いましょう。1月13日(月)まで長谷川等伯の国宝見れます。
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感想レビュー

見るものを圧倒させるような雰囲気はないです。神様の世界って感じでしたね。神殿という感じ。明るくてきらびやか。キリストや仏教のような雰囲気はないです、あたりまえですが。
中国や朝鮮の影響をうけていることも感じました。やっぱり東アジア三カ国仲良くしなければいけませんよ。
展示されていたのは大正天皇即位のときに作られたものですから、それなりに歴史あるものかと思えばありがたい展示でした。
実際これであの天皇皇后さまがいたんだという感慨と、元号が変わったんだという証拠の意味でも、これを一般公開することは良いことですね。
ガラス張りの展示
がっかりした唯一の点は、展示がガラス張りだったことです。動物園のパンダをみるのと同じようなガラス張り風景。近寄って見ることができると思っていただけにすこし残念。
ホコリだらけになるからでしょうか。多数の人が見に来るわけですし、無料ですし、致し方ないのかもしれません。ホコリや汚れ対策の費用がかかるのであれば、100円だったら払ってもいいかも?。
本館などは行かず、この高御座だけ観覧するだけでしたら「無料」なので、家族サービス、デート、暇つぶし(?)にはちょっとしたお出かけ先としても、おすすめです。
というわけで東京国立博物館にて公開は1月19日まで。
東京の次は、2020年3月1日~22日に京都御所で公開されます。
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