近年、スマホ老眼になっている方が多くなっています。物が見えづらいって、つらいですよね。
スマホ老眼は治したいし防ぎたいものです。しかし改善・予防する方法はあります。 今回はスマホ老眼を、改善したり、その対策や予防する方法をご紹介します。
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スマホ老眼とは
まず目には「目のレンズ」といわれる水晶体があります。その水晶体の厚さを調節しているのが毛様体筋(もうようたいきん)と呼ばれるものです。
スマホを長い時間で、しかもかなり近い距離で見続けているというのは、毛様体筋が働き続けているということになります。働き続ければ、やがて疲れてきます。
すると水晶体の調節ができない状態になるわけです。ということは、ピントが合わせることができなくなり、見えづらくなります。これがスマホ老眼です。若年性老眼とも呼ばれます。
水晶体は加齢によって固くなっていき、厚さが調整できにくくなるのですが、年齢が若いうちは柔らかいです。柔らかいのに調整がきかない、それがスマホ老眼というわけです。
そもそも老眼とは
老眼とは、毛様体筋が働くけども、水晶体自体が加齢で固くなってしまい、厚さの調整ができにくくなる状態で起こる目の症状です。
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以下の症状だったらスマホ老眼かも
スマホの使用時間が、1日で合計3時間以上で以下のような症状があれば、スマホ老眼が疑われます。
- スマホを操作した後、周りを見渡すと、なかなかピントが合わない。
- 近く(遠く)を見て、そのあとすぐに遠く(近く)を見ると、ピントを合わせるのに時間がかかっている。
- 朝は大丈夫でも夕方だと物や文字が見えづらくなる
- スマホの文字が、最近見づらくなった
- 見えづらさと同時に、肩こりや首の痛みを感じるようになった。
生活習慣を正そう
- 目とスマホの画面は、30から40㎝離しましょう。
- 1時間に1~2回は遠くを見ましょう。
- 帰宅後、目を温めると効果的です。
- 仕事中はときどき目を冷やしましょう。目薬をさすといいでしょう。
ストレッチをしよう
右手を頭越しに左側頭部に当て、頭をゆっくり右にひいて倒します。反対側も同様に行います。
デスクワークの姿勢を改めよう
- パソコンの画面と目は40cm以上離しましょう。
- 視線はやや下向きになるよう、いすを調節しましょう。机も調節できると、なおいいですね。
- 椅子に深く腰掛けましょう。
- 椅子の背もたれには背を十分にあてて、足裏全体が床につくようにしましょう。
いかかでしたか? 今回は「スマホ老眼の症状が出たときの改善や対策・予防」について紹介しました。
スマホ老眼は、年齢に関係なく若い人にも起こります。そのままにしておくと、加齢による老眼と同じような状態に進んでしまいます。
症状が起こってしまったら、早めに目のケアをして、生活習慣を改善しましょう。これをぜひ参考にしてみてくださいね。
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