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遅咲きの芸能人や有名人についての本「遅咲き偉人伝(久恒啓一著)」の書評をしてみました。

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2019年現在、多摩大学副学長をされている久恒啓一氏の著作です。人生の後半になって大きな仕事を成し遂げた偉人や有名人をとりあげて、まとめたのがこの本です。

年末に久々に読み返してみたので、その感想を記すのと同時に、年取っても仕事や色んな面で大きく成し遂げたい方へおすすめしたいと思います。

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勇気と前向きな気持ちを与えてくれる本

40や50台の年齢になって初めてやりたいことがあったり、なかなか時間がかかって芽が出ない、うまくいかないという人に対して背中を押してくれる本です。

2010年発行で10年前の書籍なので、すこし古いですが、内容はまったく古くないので、今もなお、おすすめしたい本です。

平櫛田中の「六十、七十ははなたれ小僧」とか、徳富蘇峰の89歳で大書を完成させたとか、宮脇俊三は、52歳から本格作家活動デビューしたとか、興味が尽きない話がところどころ出てきます。

意外な人物も遅咲き

本居宣長や森鴎外など歴史上の有名人も取り上げられていますが、このお二人が遅咲きとは知りませんでした。

鴎外は小説家として有名ですが、本職は軍医。文学活動が盛んだったのは60歳で死去する前の13年間ぐらい。

本居宣長も本職は医者。古事記伝を完成させたのは68歳。その間34年。自分がぬるく感じますね。

他には俳優の森繁久彌や作家の与謝野晶子、野上弥生子、遠藤周作、武者小路実篤、寺山修司など取り上げられています。作家関係が多いかなという印象です。

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早熟の天才より遅咲きの努力型

久恒氏によると、凡人でも努力すれば大成できる、いわゆる大器晩成型の話には人は興味をそそられるとのことです。

それは自分はちっとも天才ではなく、圧倒的に凡人なんだと、多くの人が感じているからですね。それでもなんとか大成したい、お金持ちになりたい、大きな仕事を成し遂げたい、それにはどうしたらいいか悩んでいます。

本書で出てくる偉人たちのストーリーは、そんな悩みの参考にするにはうってつけな内容です。

ただしです。若い頃は何もしなかったというわけではありません。長いことの積み重ねで晩年になって大成したという点は気をつけなければなりません。

続編希望しちゃいます

久恒氏は全国の人物記念館を巡っているそうで、この本を出した2010年のときは400館ぐらいだったのが、2019年9月で900館を超えたそうです。

ライフワークとしているほどの量を巡っている、ということですが、であれば第二弾が出ることを密かに期待してしまいます。今後もときどき読み返してみたい本書です。

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