2020年の春からモバイルPASMOが、ついに登場します。ついに、というかやっと、という感じでしょうか。この発表があると歓喜の声が多く聞かれました。ただしです、対応するのはandroid端末のみです。それではなぜiPhone版は出ないのでしょうか。
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調整やアプリ開発が間に合わない?
PASMO側からは「iOSについては未定」と回答しているのにとどまっています。未定になっている理由は述べられていません。となると、憶測になりますが、理由は調整やアプリ開発に時間がかかっているため、というのが大方の見方です。
android端末はおサイフケータイを通すのに対し、iPhoneは、Apple Payを通すことになります。両者は仕組みが違います。Apple Payを通すには、アップルが定めるセキュリティーや技術の要件をきちんとクリアしている必要があります。
androidはめどが立ったため、先にやろうということでしょう。なにも起こらないよりマシですね。モバイルSUICAがあるのに、なぜPASMOはないのか?という不満の声は、前からありました。モバイルSUICAは2011年に始まっています。そして、ようやくモバイルPASMOが登場ということで、特に定期券の利用でのメリットが大きいですね。
東京メトロ、都営地下鉄のみ、バスのみ、私鉄のみの定期券の人は、カードだけでした。これでモバイルで定期券が使えますね。
2020年春、モバイルPASMOが始まります!AndroidTMスマートフォンで、より便利に「PASMO」をご利用いただけるようになります。https://t.co/aNhxa5yPql #モバイルPASMO
— 【公式】PASMOのロボット (@pasmonorobot) 2020年1月21日
ネット上では「やっとですね!」「Androidだけかよ」「Androidの方がなにかとフットワークは軽いってことなんでしょうかね」「モバイル決済の導入はノウハウがないと難しいから大変だったんでしょう」といろいろなコメントが見られます。
対応へ期待して待ちましょう
そのままずっとiPhone端末に対応しないで長い時間が過ぎていくことは、考えられません。日本はandroidよりiPhoneユーザーが多いことは皆さん知っています。時間はかかるかもしれませんが、いろいろな壁を超えて、きっと対応されることでしょう。頑張ってもらいたいですし、見守っていきたいものです。
具体的なサービス開始日などについては、3月初旬頃に発表されるとのことです。
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