人間に含まれる水分の量は体重全体の50~70%ほどといわれています。水分補給は大事だとよくいわれていますね。
不足すると命にかかわるほど水の補給はとても大切です。どうすれば水分を上手にとれるのでしょうか?そこで普段から上手に摂取する仕方を紹介します。
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水分を摂取しよう
飲料水に限定して話をすると、大体800~1500ml水を飲むと良いといわれています。
あとは米や野菜、果物など食事などでも水分はとりますから、総合して1日に2000~2500MLぐらい水分を取ることが望ましいことになりますね。
水が一番大事
なにしろ体の半分以上が水ですから、人間にとって水分を取ることはとても大事なことです。食料を長期間取らなくても、水分だけ生きていけるといわれるぐらいです。
実際ギネスブックでは、スコットランドのアンガス・バービエリという人の持つ断食382日という記録があるのですが、それでもお茶やコーヒー・水などで過ごしたということです。
かなり特殊な例ですが、この話だけでも水が大事なのがわかると思います。
一日に水を飲むサイクル
以下のサイクルが理想です。
- 朝起きたらまず、コップ一杯。
- 午前10時ごろ
- 昼食、
- 午後3時
- 夕食
- 入浴前後
- 寝る前
そうすれば合計1500mlぐらいは摂取できるでしょう。
寝る前に飲むと睡眠途中でトイレ行きたくなるからという理由で避ける方もいるようですが、寝る間に失われる水分のほうを気にしたほうが良いです。
脳梗塞は朝起きる時など、午前中が最も起こりやすいといわれていますが、血液中の水分不足が指摘されています。あとガブ飲みもあまりお勧めできません。
一度に大量摂取した水分は、その分排出量も大きいのです。
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水分補給で病気の予防に
人間の体にある水分は、体内の循環機能を役割があります。栄養分の補給もそうですが、老廃物の排出を助けます。ということは、いくつかの病気予防になります。
- 糖尿病→異常な血糖値
- 高血圧症→余分な塩分
- 便秘→腸の働きが鈍る
以上3点を普段の水分補給で予防しましょう。
そのほか風邪やインフルエンザなども水分不足は関係するかもしれません。
ダイエットや肌など美容にも効果あります。
熱中症と水分
よくいわれるのが熱中症と水分不足の関係です。熱中症というと夏の炎天下に起こると思われがちですが、暑い室内でも起こります。
夏ではなくても4月、5月でも油断はできませんね。しっかり水分補給は普段怠らないことが必要です。ちなみに運動したら水分だけでなく塩分も排出されているので、スポーツドリンクなどイオン系の水を取ることを忘れないようにしましょう。
水をたくさん摂取したのに疲労が落ちないと疑問を持ったことがある方もいると思いますが、それは塩分不足のせいなのです。
いかかでしたでしょうか。水分補給が大事なことがお分かりいただけたと思います。ぜひ参考にしてみてください。もちろん個人差はありますので、自分の体と相談して実行するのがよいでしょう。
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