最近はいろいろなところで、AED(自動体外式除細動器)を見かけることが多いです。停止してしまった心臓に電気的ショックを与えることによって、復活させようとするこの医療機器。リースやレンタルの価格とそのメリット・デメリットを説明します。
スポンサーリンク
AEDが必要な理由
たとえばショッピングモールや学校、会社内で突然、心臓発作にかかった人がいた場合、AEDがあれば救えたという事例が多いです。そのような場面に遭遇したことない方も多いかもしれませんが、全国どこかしらで、起こっていることなのです。
レンタルする事例
突然の心肺停止発生の確率が高いスポーツ大会やコンサート、イベントというのは短期で行なわれます。そういった短期のイベントなどにこそAEDが役立ちます。レンタルできれば、人的にも安全環境に役立ちます。
扱っている業者と価格
セコム、ALSOK、オムロン・フィールド・エンジニアリング、救命コム、三和製作所、ジャパンサービス、日本ライフライン、ヤガミなど、たくさんの業者が扱っています。
安いところであれば3000円ぐらいのところもありますが、AEDレンタルやリース業界全体を見ると、月額で大体平均して4,500円~6,000円というところが多いです。
もちろん短期は高いです。たとえば1~3日だけのレンタルという短期プランは1日6000円とか、一週間だと11700円という設定があります。長期は、5年や8年の契約など長さもいろいろで、それにより価格も違います。
スポンサーリンク
レンタルやリースのデメリット
5年以上設置するとなると、購入よりも費用がかかります。まったく使用しなかったということであれば負担が大きいでしょう。費用・コストを重視する場合は、購入の方を検討するとよいでしょう。ただし購入であれば自らの管理が必要です。耐用日数は大丈夫か、消耗部品の交換が必要か、などつねにAEDの面倒見が必要になります。
無料で設置できる組織を利用するという手もあります。国産メーカーAED付の自動販売機を企業オフィスや小規模の福祉施設に設置するということです。
レンタルやリースのメリット
初期コストと管理の負担が少ないです。トータルなコスト削減が可能なことです。業者が日常点検、部品の交換の面倒をみてくれるからです。
さまざまな種類の機種を選べたり、サポート体制が万全であったり、といたれりつくせりな業者も多いです。
お年寄りが多い、スポーツ施設、不特定多数の人が行きかうショッピングモールなど、使う可能性が高い場所によいでしょう。もちろん費用との兼ね合いを考慮することは必要です。
コスト面で迷っている場合は、リース業者に相談・見積もりすることです。無料相談(AEDステーション)をしているところもあります。
スポンサーリンク